中国に住んでいると、「大使館」があってよかったと思うことがたまにある。日本にいる日本人から見ると、外国にある在日大使館は、何のためにあるのか、ピンと来ない。せいぜい、海外旅行で、パスポートを盗まれたときに、再発行をしてくれる場所。。。。くらいな感覚である。ぼくの感覚で言うと、「在日大使館」は、市役所(区役所)のような存在である。僕の場合、北京に住んでいるので、在日大使館は、「日本国北京市役所」と言った感じである。外国人として困ったことがあれば、いろいろ相談に乗ってくれる。
ときどき、日本の役所などに証明書を提出する必要があるときがある。たとえば、この間、現住所の証明が必要になった。中国政府が発行する「外国人居留証」というものをもっているが、それはそのまま、日本の田舎の役所に提出しても、受理してくれない。外国語で書いてある公的書類はわからないから。。。。である。そんなときに、在日大使館は、中国の居留証を日本語にして、大使館が「在留証明」を作成してくれる。つまり、「この人間は、確かに、北京に住んでいる」ことを日本大使館が保証してくれるわけである。これなら、日本の田舎の役所も問題なく受理してくれるわけである。。。。
大使館職員のみなさん、ありがとう。。。 そんな気持ちになったりします。。。。
COMMENT FORM