2014/10/25(土)
中国で、世界と闘う
 中国で仕事を続けて、わかったことがある。私の仕事は、一言で言えば、政府や企業が博物館、テーマパーク、遊戯施設などをつくりたい思ったときに、クライアントが主催するコンペ(設計競技)に参加して勝ち、設計を受注することである。私は日本人デザイナーとして、参加する。多くの場合は、国際コンペで、競合相手は、外国設計事務所であることが多い。2008年北京オリンピック、2010年上海万博のころまでは、中国の経済成長はほぼ絶頂期であった。潤沢な予算のもとで、多くの国際コンペが行われた。
 日本にずっといると、同じ仕事をしていても、状況はまったく違う。。。 私たちの世界では、日本の仕事は日本の設計事務所・企業しか参加しない。。。。だから、日本式のコンペで、日本流の提案書企画書をつくり、日本式で闘うのである。日本の私の仲間たちは、私が巨大な中国という田舎で、中国式で闘っていると思っている。。。。しかし、それは違う。ドイツ、イギリス、アメリカ、台湾などの企業を相手に、国際ルールで、闘っているわけである。その場所が中国であるだけである。私がコンペで勝利するということは、ドイツやアメリカなどの設計事務所と競合し、提案内容でよりいいアイデアをだし、勝利する。。。ということである。だから、中国での仕事はおもしろい。そう言っていい。もちろん、負けることもあるが。。。。
2014/10/24(金)
中国の個人主義と日本の思いやり 2
 2011年の大震災の際の被害者である日本人の秩序ある行動が世界で賞賛された。。。。 けど、これは日本独特なのだろう。。。。 決して、世界標準の行動様式ではない。日本は平和で、のんびりしていて、いい国だ。けど、そんな感覚で、世界に行って、国際競争に勝てなくても、当然ではないか。。。。

 私には、多くの中国人の知り合いがいるが、友人として「いいひと」は、ビジネス的に成功していない。。。。 友達にはなりたくない「チョー利己的な知り合い」は、ビジネスの世界で成功していたりする。信用信頼できる「いいひと」と仕事をすると、途中で、クライアントに騙され失敗したりするが、利己的打算的な「頭のいい嫌な奴」と仕事をすると、仕事はうまくいく。。。。 そんなことは、中国ではよくある。

 中国でずっと仕事をしていて、日本では経験できない、本当にいろいろなことを知る。。。。 人生は楽しい。
2014/10/24(金)
中国の個人主義と日本の思いやり 1
 中国人は、基本的に「超」がつく「個人主義」的だと思う。列に並ばない。途中から列に割り込む。他人の迷惑を考えずに、大声で携帯で話をする。そんな、日本人から見れば、自分勝手だと見える行為をいたるところで、見ることができる。日本人は。。。。というと、すぐに、なんでもないことでも、「すいません」と言う。自分よりも他人に先に譲る場面をよく見る。日本人のほうが中国人と比較して、倫理的・道徳的、思いやりがある。。。と考えていいのだろうか。。。

 もし、日本の人口が10億人だったら、どうなるだろうか。。。。いつでも、他人を優先していて、自分の要求を待つことができるだろうか。。。中国だけではない。東南アジアやアフリカなどに行って、いつも他人に譲っていて、生きていけるのだろうか。。。。生きるか死ぬか。。。という状況では、「個人主義」が基本なのは、当然だろう。それでも、他人に譲ることがあるとすれば、それは、家族や本当に大切な友人に対してではないだろうか。。。

 多くの中国人と接していて、わかることは、その人と自分との関係がどれほど重要で、強いか。。。で、付き合い方が違う。。。ということだ。中国人はまったくの他人に対しては、本当に利己的だが、家族や友人に対しては、本当に、丁寧に大切にあつかう。。。という点だ。私の中国で親しい友人は、本当に私を家族のようにあつかってくれる。日本のどの友人よりも親しい中国の友人が数人はいる。

2014/10/23(木)
中国の速度、日本の速度
 北京では、マンションで、インターネットTVを見ています。チャンネルは200以上。HBOやアメリカ・ヨーロッパのスポーツチャンネルなど、楽しんでいる。けど、頻繁に、フリーズする。「データをダウンロード中」という表示がでてくる。そうなんです。TB BOXはすごいけれど、問題はネットの品質なんです。ブロードバンドとは言っているが、果たして、どうなんだろうか。。。ぜんぜん、ネットは遅い。。。。
 基本的なインフラであるネットの線の太さ、品質が貧弱なんです。。。。日本では、そんな不安定なレベルでは、こんなTV BOXのサービスははじめないでしょう。。。基本的なインフラが十分な能力があって、安定するまで、サービスを開始しないだろうと思う。日本では、新しいことをはじめるとき、技術的な問題がクリアになっても、「安全性、安定性」を徹底的に議論して、完全に問題がなくなってはじめてサービス開始になるのでしょう。
 中国は違います。技術的な問題がクリアしたなら、とにかく「開始」です。進みながら、問題が起こったら、そのときに考える、対処する。。。。 そういう感じです。だから、新しいことの導入は早いんです。日本よりも速度は断然早いです。けど、開始すると、きちんと対処していなかった安全性や安定性の問題はすぐに表面化してきます。
 さて、日本と中国。。。。 どっちがいいのでしょうか。。。。 日本式が必ずしも世界標準だとは限らない。。。いろんな面でそう思う。。。
2014/10/14(火)
20年以上、空間デザインの仕事をしています。
「空間」デザインでは、博物館・科学館の展示(ディスプレー)、ショップ・レストランの商業施設の内部空間、展示会、博覧会のディスプレー。そして、テーマパーク、児童の遊園地などの体験アイテム、空間演出デザインなどです。
日本で仕事をした後、台湾、中国でデザインの仕事をして、現在は、北京に在住。

趣味はダイビング。はじめたのは、4年前ですが、今ではすっかり「海」の魅力に魅せられ、沖縄をはじめ、あちこちでダイビングを楽しんでいます。
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